実際にホルター筋電計MyOnyxを導入した、歯科医師からお声をいただきました。
筋電計導入後評価①
筋電計を導入したことで、咬合力の数値化によって患者さんが自身の過大な咬合力を自覚してくれるようになったことがとても大きいです。自身の歯の破折リスクが高いことを自覚することで、マウスピース作成などを患者さんから依頼してくるようになりました。 クリーニングや初診時に口腔内チェックをする際に、衛生士さんが歯の摩耗やクラック、補綴物の脱離を見つけることで、食いしばりや歯軋りのリスクファクターであることを理解し、筋電計測定の必要性を患者さんに積極的にお話しするようになりました。
筋電計導入後評価②
筋電計は、まず保険で計測します。 対象は、ブラキシズムがあり、歯のすり減り、細かいひび、骨隆起や頬粘膜、舌に圧痕がある人、 明らかに食いしばったり、歯軋りしている人に説明して、実際の噛み締めの力を数値で見てみましょう、とお話しします。 保険なのでほぼ全員が同意して行うことができます。 数値で示されたデータは、リアルで、ご本人は、自分の噛み締めの度合い、夜中はもっと噛み締めてることなど納得することができます。 そこから、歯軋り用のマウスピースを作成したり、自費診療につながっていきます。以前は、絶対効果が出ているのにご本人が自覚できない場合があり、この筋電計を使用することで、自覚できなくても、効果は出ていることが立証できるようになりました。 スタッフも最初は計測に戸惑ったり、うまくプリンターに繋がらないなどトラブルもありましたが、慣れてくると、パッドの貼り方も統一できるようになりました。 何より、患者さんに、ブラキシズムのリスクを説明しやすくなり、きちんと数値で提示できるので、歯科医師だけでなく、歯科衛生士からの説明がしやすくなりました。 ほぼ毎日つかっております。
筋電計導入後評価③
筋電計を導入してから、ブラキシズムの自覚の無い患者さんに、「とりあえず保険でできるので測ってみませんか?」から、数値化して提示できる為、口腔内の動かぬ証拠(骨隆起や補綴物の脱離……等)と併せて並べて説明しております。 数値化出来たことで、視覚的にも説得力が増して、提案する治療の幅がひろがり、その効果も再度の筋電計による測定で自覚してもらえるようになりました。 測定、顔写真撮影はスタッフに行ってもらい、私がそれを元に診断してます。
筋電計導入後評価④
咬筋力検査を導入する前は触診や顔貌、パノラマの読影から必要性を伝えるしかなかったですが、咬筋力検査を導入してからはきちんと数値化して見える為、自信を持って説明できるようになり、患者様からの信頼度は上がったと思います。 また、左右差がある場合も数値で確認できるため、それに合わせて生活習慣の指導ができるようになり、とても有用な検査機器だと実感しています。
筋電形導入後評価⑤
・今までの咬筋検査では術者の手技によるブレがありましたが、数値化による客観的で統一化された
・筋電図の結果をもとにコンサルするとマウスピース治療への移行がスムーズになった
・うちの病院は複数のドクターがいるため、今まで難しかった情報の共有がしやすくなった
・操作が簡単なのでスタッフへの導入もスムーズだった
・患者さんが数値を見ることで以前よりも納得し積極的に治療できるようになった。それにより病院自体の意識も向上した。